韓国化学大手の暁星化学が、今月中にもベトナムのポリプロピレン(PP)工場の稼働を開始する。同国でのPP年産規模はこれまでの4倍となる約120万トンに拡大。PP需要が急増する東南アジア市場での収益性が高まる見込みだ。3日付ソウル経済新聞が伝えた。
暁星化学は1月から同国南部バリアブンタウ省のPP工場で試験稼働を行っている。PPは自動車部品や内・外装材、食品容器、医療機器など多くの製品に使用されている需要が高まっている。ベトナムは2018年基準でPPを134万トン輸入しており、暁星化学の製品が輸入を代替する可能性も高い。
暁星化学は、2021年にはベトナムのプロパン脱水素(PDH)工場も稼働する予定で、これにより同年の営業利益は前年比80%増加するとみられている。
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February 03, 2020 at 10:04PM
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暁星化学の越PP工場、今月稼働 韓国・化学 - NNA.ASIA
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