【アロマティクス】
韓国積みのベンゼン相場は400ドル台前半の推移が続いている。需要に強さはみられず、また中国で新増設設備からの供給が増加するとの見通しのなか、買い気は高まりづらい。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は方向感を欠いた展開が続いている。PX設備の新増設計画を控えており買い気は高まりづらい。週半ばには、9月着の買戻しの動きがみられ、9月着と10月着の相場の格差は縮小する場面もあった。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は弱含んだ。供給面では、欧米品の流入が続いている。また、中国では複数の新規エチレン設備の稼働が予定されており供給の潤沢感が強まるとみられるため、需要家の買い気は弱い。このところの商談では、前週までに750ドルで2件成約されたと伝えられた。
アジアのプロピレン市場は、いずれも小幅安となった。
北東アジア市場では、中国需要家の買い気が後退したことを受け、小幅ながら弱含んだ。中国新規プロピレンおよびポリプロピレン設備が立ち上げを予定しているなか、中国需要家は先安観から輸入品に対する買い気が乏しい。こうした状況下、相場の下値が押された。しかし、輸入品の供給に依然として引き締まり感があるため、売り手はアイデアを引き下げてまで販売しようとしない。
東南アジア市場では、タイPTTGCが8月後半積みの販売入札を実施した。
アジアのブタジエン相場は、静かな商況となった。
北東アジア市場では、商談可能な売り物が見当たらないなか、売買双方とも取引を急がず、様子見ムードが強い。域外品の売り物が減っているうえ、アジア品も設備の定修またはトラブルでブタジエンの生産量が少ないため、供給にタイト感が強い。一方、需要家は9月まで必要玉をある程度買い付けているため、足元で買いを急ぐ向きも見られない。
韓国積みおよび東南アジア着は売り買いの唱えが薄く、静かな商況が続いた。
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August 17, 2020 at 05:33AM
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石油化学=8月10~14日:エチレン小幅安、中国向け需要が鈍い|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発
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