
生きた細胞とマイクロプロセッサーによるバイオテクノロジー。
航空機のAIRBUS(エアバス)と、脳や生命体が持つ器官を科学するウェットウェア企業Koniku(コニク)が提携し、爆弾や危険な化学物質の匂いを検知するクラゲ型デバイスを開発しています。
パンデミック蔓延で生物兵器にも対応するよう方向転換
AIRBUSいわく、最初は爆発物にのみ対応するよう作っていたものの、新型コロナウイルスが起こしたパンデミックを踏まえて、開発途中から生物学的な危険性にも対応出来るよう機能を拡張したのだそうです。
一応、現段階でコロナウイルスが検知できるわけではなく、揮発性の臭気を伴うバイオテロのようなものに効果を発揮するわけです。
生きた細胞が入っている
このセンサーには、遺伝子工学的に設計された嗅覚受容体が内蔵されています。INTERESTING ENGINEERINGによると、その正体はHEK細胞(ヒト胎児腎細胞)と、アストロサイト(脳細胞)を遺伝子組み換えで作った生きた細胞、それにマイクロプロセッサーを組み合わせた近未来的な技術が採用されている、と伝えています。顕微鏡レベルですが、サイボーグみたいなデバイスですよね…細胞だけに。
Working hard with @Airbus since 2017 to develop next-generation mass scale screening solutions for security (#Bomb) and Safety (Biohazards, e.g #COVID19 ). We will deploy Q4 2020, https://t.co/uDPqyXDuIp@FinancialTimes
— Koniku Inc. (@KonikuTech) 2020年5月4日
難しいことはさておき、センサーの中にある電子の鼻が特定の臭いの分子化合物を検知すると、警報を促すようプログラミングすることができるようになっています。これを機内だけでなく、空港の各地にペタっとくっつけておくことで、人員を割かずに更なる安全を確保できるようになります。
これは2020年末までに試験運用を始める予定とのことですが、このセンサーが台頭したら、空港で働く麻薬犬や爆発物探知犬は御役御免になっちゃうのでしょうか? でも空港や旅客機の利用客には、ありがたい発明ですよね。
Source: AIRBUS via INTERESTING ENGINEERING
"化学" - Google ニュース
May 17, 2020 at 10:00AM
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爆弾や危険な化学物質の匂いを検知。エアバスが「電子の鼻」を飛行機内に設置するって - ギズモード・ジャパン
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