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日産化学(4021)、9期連続となる「増配」を発表し、配当利回り2.34%に! 配当額は9年で4倍にアップ、2021年3月期は前期比6円増の「1株あたり96円」に! - ダイヤモンド・オンライン

日産化学は、2021年3月期の配当を前期比で「増配」とする予想を、2020年5月15日の15時に発表した。これにより、日産化学予想配当利回りは2.34%にアップし、「連続増配期間」は"8期"から"9期"に更新される見通しとなった。

日産化学は、機能性材料、ライフサイエンス、化学品の3領域で事業を展開する化学メーカー。日産化学は、機能性材料、ライフサイエンス、化学品の3領域で事業を展開する化学メーカー。
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 日産化学が発表した2020年3月期の決算短信によると、2021年3月期の予想配当は中間配当(9月)が「46円」、期末配当(3月)が「50円」、合計の年間配当額は「1株あたり96円」となっている。

 日産化学の2020年3月期の配当は「1株あたり90円」だったので、前期比で「6円」の増配となる。なお、2020年3月期の配当についても、前回予想の「1株あたり88円」から「1株あたり90円」に増配されている。今回の一連の増配発表によって、日産化学の配当利回り(予想)は2.15%⇒2.34%にアップした。
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 日産化学の2021年3月期の業績予想は「増収増益」、配当予想は「増配」となっているが、新型コロナウイルスの影響については「現時点で想定することが困難なため織り込んでいない」としている。新型コロナウイルスによる影響が拡大・長期化するなどして、想定よりも業績が大きく下がった場合には、配当予想にも影響が出る可能性も考慮しておいたほうがよさそうだ。

 なお、2021年3月期の「業績予想」や「増配」などが発表されたことを受けて、日産化学の株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、当日の終値4090円より210円高い4300円(+5.13%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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日産化学の過去10期の配当の推移は?

■日産化学(4021)の過去10期の配当の推移
年間配当額   年間配当額
2012/3 24円 2017/3 52円
2013/3 26円 2018/3 68円
2014/3 30円 2019/3 82円
2015/3 36円 2020/3 90円
2016/3 44円 2021/3 96円
(予想)

 日産化学は2013年3月期から連続「増配」を継続している。そのため、2021年3月期の配当予想「1株あたり96円」が予想通りに実施されれば”9期連続増配”を達成することになる
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 また、日産化学の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増配が始まる直前の2012年3月期から2021年3月期までの9年間で、日産化学の年間配当額は「1株あたり24円」から「1株あたり96円」まで、4倍に増加している。
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 配当が増えているということは業績が好調な証拠でもある。実際に、日産化学の株価は2012年3月の終値777円から2020年2月に記録した年初来高値の5150円まで、6.6倍に上昇している。なお、「コロナ・ショック」で株価は下落しているものの、それでも2020年5月15日の終値は4090円なので、2012年3月の終値から5.2倍に上昇した水準で推移している。

■日産化学(4021)の株価チャート/月足・10年

日産化学の配当利回りは?

 日産化学の2020年5月15日時点の株価(終値)は4090円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。

【※日産化学の配当利回り】
株価:4090円
年間配当額:中間46円+期末50円=96円
配当利回り=96円÷4090円×100=2.34%

 日産化学の配当利回りは2.34%。2020年4月の東証1部の平均利回りは2.28%(配当実施企業のみ)なので、日産化学の配当利回りは「平均的」と言えるだろう。なお、日産化学は株主優待を実施していない。

日産化学は、機能性材料、ライフサイエンス、化学品の3領域で事業を展開する化学メーカー。純利益は8年連続で過去最高益を更新。2021年3月期(通期)の連結業績予想は、売上高3.7%増、営業利益1.7%増、経常利益1.0%増、当期純利益0.1%増と堅調(すべて前期比)。
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日産化学
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 4021 東証1部 96円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
4090円 100株 40万9000円 2.34%
【※日産化学の最新の株価・配当利回りはこちら!】
最新の株価。株主優待内容はこちら!
※株価などのデータは2020年5月15日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 
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May 17, 2020 at 05:05AM
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