【アロマティクス】
北東アジア市場での芳香族製品相場は堅調に推移した。コスト指標となる原油が堅調に推移したことを受けた。また、前回の週刊サマリーにおいて記載のとおり、米国ではエクソンモービルの製油所で火災が発生しており、ガソリン基材需要が高まるとの思惑が、アジア市場のトルエン、ミックスキシレンの相場の下支え要因となっている。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は下落した。中国国内では、新型肺炎の感染拡大の影響で物流が滞っている。これにより誘導品メーカーは出荷が困難となり、稼働を引き下げたことから、エチレンの需要が低迷している。当週の商談では、3月着品が680ドルで成約された。一方、ナフサクラッカーでも採算が低下したことから、稼働を引き下げる動きがみられ、今後の需給バランスが注目されている。
アジアのプロピレン市場は、いずれも強含んだ。
北東アジア市場では、中国山東地域相場が上昇しているほか、韓国で多くのナフサクラッカーが減産入りしているなか、在庫捌き売りするトレーダーが見られなくなっており、供給余剰感が解消された。こうした状況下、相場が押し上げられた。
韓国積みでは、売り物が少ないなか、商談が薄い商況が続いた。
東南アジア市場では、暁星ベトナムが3月着の買付け入札を実施した。一方、タイPTTGCが3月初め積みの販売入札を実施した。
アジアのブタジエン相場は、いずれも弱含んだ。
北東アジア市場では、新型肺炎により中国の複数の誘導品メーカーの製品出荷が鈍いなか、在庫が積み上がっており、稼働停止または減産を実施している。こうした状況下、ブタジエンの供給に余剰が生じ、成約価格が次々と下落する格好となった。今週入り後、750~780ドルのレンジで複数成約された。インド品の売り物もある。
韓国積みでは、中国向けの販売が不調ななか、売り手側の在庫に販売圧力が強まり、相場が押し下げられた。このなか、今週入り後韓国積みが780ドル、750ドルの順で成約された。
東南アジア市場では、タイPTTGCが3月中旬積みの販売入札を実施した。
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February 24, 2020 at 07:44AM
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石油化学=2月17~21日:アロマ相場は堅調、原油相場に連動|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発
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