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石油化学=1月6~10日:エチレン強含み、減産による品薄感で|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

【アロマティクス】
 北東アジアの芳香族製品相場は乱高下する原油相場に左右される展開となった。供給面では、アジアのメーカーが減産を強化する動きもみられる半面、中国で新たな石油精製設備が立ち上げられつつあり、潤沢感が後退するまでには至っていない。需要面でも米中貿易協議の進展期待はあるものの、買い手からの買い気に強さはみられない。

【オレフィン】
 北東アジア着のエチレン相場は小幅強含み。エチレンメーカーの複数が採算性の低下から、ナフサクラッカーの減産に踏み切っている。2020年の契約価格交渉が完全に決着しておらず、これらのメーカーは契約、スポットともに出荷量を絞っている。その一方で需要家側は契約玉に代替するカーゴをスポット市場で確保する必要がある。このため、需給が引き締まり相場が先高に推移するとの見方がある。こうしたなか、週半ばには2月中国着が780ドル前後で成約されたとの情報が寄せられるが、これ以外にはファームな商談はないもよう。

 アジアのプロピレン市場はいずれも強含んだ。
 北東アジア着および韓国積み市場では、原料コスト高を背景に多くのプロピレン設備が減産入りしているなか、供給タイト感が強まっている。こうした状況下、相場の基調が強まった。
 東南アジア市場では、設備の減産により、プロピレン供給に引き締まり感がある一方、新規PP設備1基が立ち上げを控えているなか、需給引き締まり感が強い。こうした状況下、相場が押し上げられた。

 アジアのブタジエン相場は、いずれももち合った。
 アジアのブタジエン市場、全体的に商談が薄く、様子見ムードが強まった。中国とマレーシアの新規ブタジエン設備の稼働状況を見極めたいとの思惑が強い。また、多くのナフサクラッカーが足元で減産中にあるなか、先行きの供給状況に不透明感があるとの観測から売買双方とも取引を急がない。

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January 13, 2020 at 05:00AM
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