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生命の進化、絵本でたどる 国立科学博物館で企画展 :東京(TOKYO Web) - 東京新聞

恐竜の骨格、鳥の骨格、剥製を並べた「とりになったきょうりゅうのはなし」のコーナー

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 台東区の国立科学博物館(上野公園)で、生命の進化に関する絵本の世界を具体的な標本などの展示で紹介する企画展「絵本でめぐる生命の旅」が始まった。絵本には自然や科学をテーマにした作品が数多くあることから、普段と違う科博を楽しんでもらおうと初めて催す。三月一日まで。 (井上幸一)

 会場では、「せいめいのれきし」「ながいながい骨の旅」など、主に七つの絵本をピックアップ。展示室の壁に絵本の場面をつなぎ、約三十八億年前に出現したとされる最初の生き物から現代までの流れを示した。そこに化石や剥製など、絵本の世界の理解を深める標本、資料を展示している。

 魚類からヒトへと至る、約五億年間の進化の主な出来事は特に詳しく解説している。「とりになったきょうりゅうのはなし」の絵本のコーナーでは、恐竜のデイノニクスの骨格と、ヒクイドリの骨格、剥製を並べた。鳥は恐竜の子孫であるという絵本の内容が、骨の特徴などを見ていくと理解できるようになっている。

自然科学の絵本を集めたコーナー

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 企画展を担当する、同館標本資料センターの真鍋真コレクションディレクターは、「絵本は絵本で完結するものだが、標本、資料を見てもらえれば、印象、記憶の定着が違ってくる。ロングセラーの本であれば、祖父母、父母も読んでいる。世代間の交流にもつながれば」と期待する。

 科博では、企画展と関連する常設展示を案内するワークシートを会場で配布。自然科学などに関係する絵本を百冊以上集めた読書コーナーも設けた。

 午前九時〜午後五時(金、土曜は同八時)。月曜(祝日の場合は翌日)、二十八日〜来年一月一日は休館。来年二月十七日は月曜だが開館する。常設展示の入館料(一般・大学生六百三十円)で観覧できる。問い合わせはハローダイヤル=電03(5777)8600=へ。

絵本と標本を一緒に展示した会場で、企画展の意図を語る真鍋さん=いずれも台東区で

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December 19, 2019 at 05:33AM
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