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明治大学POLARIS(市民社会と科学技術政策研究所)はこのたび、2019年度の研究プロジェクトの成果である「人工知能の軍事技術への導入に関する調査」の報告書を完成し、一般向けのWEB版を公開しました。本研究プロジェクトは、科学的な根拠に基づく独立した立場からの望ましい政策や制度を求める事を目的としています。世界的に懸念されているAIの軍事技術への適用に関する課題について、技術の理解度や価値観など利害関係者への意識調査、技術的課題や実現性等の動向調査を行いました。
研究成果のポイント
●殺人ロボット兵器とも呼ばれる自律型致死兵器システム(LAWS)を巡る国際的な議論について、科学的な根拠に基づく独立した立場から、新しい科学技術に翻弄されない市民社会の在り方を求めた。
●LAWSに関する国内の利害関係者への意識調査と最新の技術動向を調査し、人工知能(Artificial Intelligence: AI)技術への社会一般の懸念と技術的な現状との間にある、現状認識の差を明らかにした。
●海外の動向調査や検証を行い、技術的な知見から課題を明らかにした。
●調査の結果、これからの日本社会における望ましい対峙の仕方を示した。
調査研究報告書(ver. Web)公開:https://www.polaris-meiji.org/2019report-20200826
本研究は、「一般財団法人 新技術振興渡辺記念会 平成31年度(2019年度)科学技術調査研究助成」により行われました。
明治大学POLARIS(市民社会と科学技術政策研究所)とは?
科学技術は、私たちが十分に理解するスピードよりも速く拡大を続けており、それらに必要な制度や倫理について十分な議論がされているとはいえない状況です。当研究所では科学技術政策が及ぼす市民社会への影響を研究し、望ましい未来社会の在り方について提言を行います。
【WEBサイト】https://www.polaris-meiji.org/ 【Twitter】:@POLARIS_meiji
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September 07, 2020 at 01:10PM
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明治大学POLARIS(市民社会と科学技術政策研究所)が日本社会における自律型致死兵器システム(LAWS)への望ましい対峙の仕方を示唆 研究報告書「人工知能の軍事技術への導入に関する調査」をWEB公開中 - 朝日新聞
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