
三菱ケミカルの台湾子会社、台湾三菱化学は、苗栗県頭フン鎮(フン=にんべんに分)で電子工業用高純度薬品(EL薬品)工場の拡張工事を着工した。2021年末の完工を目指す。生産能力は従来から5割拡大する。
投資額は明らかにしていない。台湾三菱化学が生産するEL薬品は、半導体の製造工程でシリコンウエハーの洗浄に使われる。工場の拡張は、半導体産業の需要拡大に応じるためとみられる。
工商時報によると、台湾三菱化学に原料を供給する台湾の化学品メーカー、康普材料科技(コアマックス)傘下の恒誼化工もこのほど、自社の工場拡張と倉庫ビルの新設に着手した。投資額は6億2,000万台湾元(約22億3,000万円)。
両社は合同で起工式を行った。三菱ケミカルによると、恒誼化工と三菱ケミカルグループは長年のパートナー関係にある。
康普材料科技と恒誼化工の董事長を務める何基丞氏によると、恒誼化工は拡張後の工場で発煙硫酸を生産。発煙硫酸の月産能力は、従来の5,000トンから8,000トンに増える。生産した発煙硫酸を台湾三菱化学に供給し、台湾三菱化学はEL薬品を生産する。
何董事長によると、近年台湾内で半導体産業が発展し、EL薬品の需要が予測を上回っていることを踏まえ、双方での工場拡張を決めた。有機複合化学肥料の倉庫も不足していたことから、倉庫ビルの建設に踏み切った。
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August 10, 2020 at 10:00PM
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