2020年08月12日12時48分
加藤勝信厚生労働相は12日午前、原爆投下直後に降った「黒い雨」をめぐる訴訟での控訴後に厚労省内で取材に応じ、一審判決について「これまでの最高裁判決と異なり、十分な科学的知見に基づいたとは言えない」と述べた。その上で、黒い雨が降ったとされる援護対象区域の拡大を視野に、検証を始める方針を明らかにした。
「黒い雨」区域外も被爆者 原告全員に手帳交付命令―原爆被害で判決・広島地裁
加藤氏は、これまでに蓄積された黒い雨に関する資料やデータを、最新の科学技術を使い検証すると説明。「対象の方々の高齢化もかなり進んでいる。スピード感を持って作業をしたい」と述べた。
一方、同日に記者会見した広島市の松井一実市長は、控訴について「原告の気持ちを思うとつらい」と述べ、苦渋の決断をにじませた。
松井市長によると、11日に加藤厚労相から検証の方針を伝えられ、控訴判断受け入れを決めたという。松井氏は「国に訴訟とは別途で、黒い雨を体験した方の援護を早急に進めることを強く求めたい」と述べ、国の検証に市も参加し、年度内に方向性を示すよう求めていく考えを示した。
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August 12, 2020 at 10:48AM
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加藤厚労相「一審、科学的知見不十分」 松井広島市長は苦渋の決断強調―黒い雨訴訟 - 時事通信ニュース
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