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石油化学=7月6~10日:プロピレン強含み、中国新規プロジェクトに遅延|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

【アロマティクス】

 韓国積みのベンゼン相場は週後半に軟化した。誘導品相場がさえず上値の重い展開となり、原料コスト指標のひとつであるナフサとの格差も縮小したままとなっている。パラキシレン(PX)相場も低採算が続いている。いずれも今後は中国で製油所の稼働再開や、新規製油所の立ち上げに伴い供給は増加する見通しとなっており、上値が圧迫された状況は続きそうだ。

【オレフィン】

 北東アジア着のエチレン相場は下落した。これまでのエチレン高を受け、誘導品設備が採算悪化のため減産しており、需要が後退したことを受けた。前週の取引では800ドルで成約があったと伝えられた。当週では、800ドル以下での買い付けを目指している需要家がいる一方で、800ドルを下回る価格での成約は困難との見方を示す需要家もいる。また、売り手は売り物が多くないとして、800ドルを下回る価格での販売にはすぐに応じないとの考えを示している。

 アジアのプロピレン市場は、いずれも強含んだ。

 北東アジア市場では、設備の定修が続いているなか、アジア品の供給にタイト感がある。また、中国国内相場が需要堅調を受け、上げ基調となっている。こうした状況下、売り手が強気な姿勢を見せており、需要家が必要玉を買い付けるには売り手に追随せざるを得ない。

 韓国では、ロッテケミカルが8月着1万トンを対象に買付入札を実施した。

 東南アジア市場では、タイPTTGC7月末積み1,6002,350トンの販売入札を実施した。

 アジアのブタジエン相場は、いずれも強含んだ。

 アジア市場では、域外品の売り物が減ったことに加え、アジアメーカーも原料として使用するかまたは誘導品設備の稼働率を引き上げ自社消化しているなか、供給に引き締まり感が出ている。こうした状況下、売り手は強気な姿勢を見せており、取引を急がない。一方、需要家は足元の在庫で十分賄えるため、輸入品に対する買い気が強くない。ただし、原料コスト高を背景に小幅高となった。

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July 13, 2020 at 06:21AM
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