休館のサーモン科学館で稚魚放流｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

道東の標津町にある休館中の「標津サーモン科学館」で、職員がサケの稚魚を川に放流しました。

標津サーモン科学館では、学校などの体験学習としてサケの稚魚およそ５万匹を毎年４月から６月にかけて放流しています。
しかしことしは新型コロナウイルスの影響で体験学習のキャンセルが相次いでいるほか、大型連休にあわせて行われる稚魚の放流体験も休館中のため中止となり、先月下旬から職員による放流が行われています。
３日も放流が行われ、ことし１月にふ化し体長５センチほどに成長したおよそ３０００匹を、職員が標津川につながる敷地内の小川で放ちました。
標津サーモン科学館の市村政樹館長は「例年だと連休には多くの方が訪れるので非常に残念です。近年秋サケが不漁となっているので放流した稚魚が戻ってきてほしいです」と話していました。
標津サーモン科学館は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため当面休館することにしています。

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May 03, 2020 at 10:23AM
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