【アロマティクス】
アジアの芳香族製品相場は総じて原料コスト指標である原油相場をみながらの展開となった。このなか週半ばまでに一時強含む場面もみられたが、後半にかけて反落、さらにその後は持ち直している。また、パラキシレンについては供給の潤沢感が強く、もうひとつの原料コスト指標であるナフサとの価格差は縮小している。
【オレフィン】
北東アジア着のエチレン相場は強含んだ。6月着品の需給にひっ迫感があることを受けた。当週の取引では複数の成約の情報が聞かれたものの、詳細について確認されていないものも存在している。このうち中国向けのカーゴは715ドルで成約されていたと確認された。また、米国品が655ドルで成約されたとの情報も聞かれた。到着時期は7月から8月と期先のようだ。このカーゴは、北東アジアの需要家がナフサクラッカーの定修を予定していることから、不足分を補うために購入したと聞かれる。
アジアのプロピレン市場は、いずれも弱含んだ。
北東アジア市場では、6月着の交渉が一巡しつつあるうえ、中国国内相場が下落基調となっているなか、需要家からの買い気が後退し、相場が押し下げられた。加えて6~7月着で大量の域外品がアジアに流入する予定であることも弱材料視された。
韓国積みでは、メーカー1社が6月積みを対象に販売入札を実施していたが、価格が合わず、取り消された。
東南アジア市場では、タイPTTGCが6月積みの販売入札を実施した。
アジアのブタジエン相場は、いずれも弱含んだ。
北東アジア市場では、域外品の売り物が多いなか、相場の基調が弱まった。一部売り手は市況連動価格での交渉を希望しているが、応じる買い手が見られない。
東南アジア市場では、メーカー筋に販売余力があるが、商談を急がない。
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June 01, 2020 at 06:53AM
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石油化学=5月25~29日:プロピレン、需要不振で軟調|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発
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