令和2年4月6日
文部科学省科学技術・学術政策研究所(NISTEP, 所長 磯谷 桂介)では、第5期科学技術基本計画(2016年1月閣議決定)期間中の日本の科学技術やイノベーション創出の状況変化を把握するための継続的な意識調査(NISTEP定点調査)を2016年度より実施しています。この度、4回目となるNISTEP定点調査2019の結果がまとまりました。
NISTEP定点調査2019では、大学や公的研究機関における女性研究者や若手研究者の活躍できる環境整備では改善に向けた動きが見られています。また、第5期基本計画期間中に、組織的な産学官連携の重要性が高まり、連携も進展したという認識が示されています。
他方で、基礎研究の状況の指数は一貫して低下しており、研究環境(基盤的経費・研究時間・研究支援人材)についても厳しい認識が継続しています。これに加えて、研究施設・設備、知的基盤・研究情報基盤といった研究インフラでも、指数の低下が見られました。
今年度調査では、「研究活動に集中するための方策」、「外部資金を獲得できなかった場合の対応等」、「産学官連携の状況(組織的な産学官連携、民間企業の博士人材に対する認識、研究者の周辺状況や考え方等)」等について深掘調査を実施しました。自由記述や評価の変更理由等では、約9,300件(文字数約52万字)の研究者や有識者の生の声が寄せられました。
報告書の詳細については、以下のリンクより御覧ください。
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April 06, 2020 at 04:02PM
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科学技術・学術政策研究所「科学技術の状況に係る総合的意識調査(NISTEP定点調査2019)」報告書の公表について - 文部科学省
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