Nature ハイライト
Nature 580, 7801
活性化されたカルボン酸とアミンのカップリングによるアミド結合の形成は、製薬業界において最もよく用いられている反応である。しかし、アミド形成以外にも、アミンと酸の結合の仕方は数多く存在する。今回T Cernakたちは、1つのアミンと1つの酸の間で起こり得る全ての化学変換を計算でマッピングしている。「ドラッグライクな」化合物の官能基化によって例証されている通り、得られた生成物の物理化学的特性は大幅に異なっていた。アミドではなくエステルを生成する脱アミノ的カップリングでは、新しい反応の実現可能性が示されている。今回の研究は、合成化学を、反応の(自動)発見の検討に十分な一連の可能性として見直すことを目指した試みである。
2020年4月2日号の Nature ハイライト
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April 02, 2020 at 12:44AM
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ハイライト:化学反応の可能性のマッピング | Nature | Nature Research - Nature Asia
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