特定の化学物質に反応して体調が悪くなる「化学物質過敏症(CS)」について学ぶセミナーが21日、浜松市中区のあいホールで開かれた。発症者らでつくる「浜松化学物質過敏症の会」などが主催し、会代表の藤田良美さん=同区=が約50人の前で、症状や改善方法を紹介した。
当事者でもある藤田さんは自身の症状を「胸が苦しくなり、ひどいと起き上がれなくなった」と説明。改善策として、オーガニック食品を取ったり、寝込まずに適度な運動を心がけたりすることなどを勧めた。化学系の洗剤類は避けるよう伝えた。
CSは化粧品や整髪剤、住宅建材などのにおいに反応し、頭痛や吐き気、倦怠(けんたい)感などの症状が出る。症状には個人差があり、広く知られていないため、藤田さんは「気のせい」「神経質すぎる」などと誤解を受けることも課題として挙げた。
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March 22, 2020 at 09:30AM
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化学物質過敏症を解説、セミナーで症状や改善法 浜松・中区|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
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