Search

石油化学=3月9~13日:芳香族相場が全面安、世界的なリスクオフで|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

【アロマティクス】

 北東アジアの芳香族製品相場はいずれも先週に比べ水準を一段切り下げた。新型肺炎の世界的な感染拡大を受け、リスク資産からの資金流出が加速し、市場心理が悪化したことを受けた。また原油相場も一時の安値よりは上昇しているものの、引き続き安値圏で推移しており、石化相場を押し下げる要因となっている。

【オレフィン】

 北東アジア着のエチレン相場は前週から下落した。原料コストの指標となる原油やナフサの相場が急落していることを受けた。市場の不透明感が強まっているため、市況連動価格での交渉を希望する需要家が多いもよう。市況連動価格では、売りアイデアが北東アジア着市況に対し20ドルのプレミアムでみられた。一方、固定価格でのアイデアは、売りが660ドル、買いが600ドルで提示されたとの情報がある。

 アジアのプロピレン市場は、いずれも弱含んだ。

 アジアのプロピレン市場では、原油市況が先に比べ大幅に下落したことを受け、需要家の買い気が後退し、下落基調となった。

 韓国では、ロッテケミカルが入札を通し3月~4月着1万~15,000トンを買い付けた。同社が大山にあるナフサクラッカーが爆発事故により稼働停止しており、プロピレン供給に不足が生じている。

 東南アジア市場では、設備の定修が一巡しつつあるなか、供給タイト感が緩和している。

 アジアのブタジエン相場は、いずれも弱含んだ。

 北東アジア市場では、誘導品の需要が低迷している状況が続いているなか、ブタジエン在庫水準が高い。加えて原油市況が大幅安となったことを受け、需要家の買い気が乏しい。こうした状況下、相場は下げ基調となった。ただし、売り物が多くないなか、商談が薄く、全体的に静かな商況となった。

PetChem Wkly0313.png

Let's block ads! (Why?)



"化学" - Google ニュース
March 16, 2020 at 05:44AM
https://ift.tt/3cYNhs1

石油化学=3月9~13日:芳香族相場が全面安、世界的なリスクオフで|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発
"化学" - Google ニュース
https://ift.tt/35OIntT
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "石油化学=3月9~13日:芳香族相場が全面安、世界的なリスクオフで|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発"

Post a Comment

Powered by Blogger.