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石油化学=3月2~6日:韓国で火災、週後半は影響を探る展開|週間サマリー|マーケットニュース|マーケットニュース - リム情報開発

【アロマティクス】

 北東アジアの芳香族製品相場は方向感を欠いた展開となった。新型肺炎の感染が世界的に拡大するなか警戒感は高い半面、米国の連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げを実施したことから、リスク資産である原油相場は値を上げる場面もあったことから、強弱材料が混在したことを受けた。ただ、中国の川下の工場稼働は完全に回復するまでには至っておらず、石化の需要にも影響は及んでいる。このため上値の重い展開は当面続く可能性がある。

【オレフィン】

 北東アジア着のエチレン相場は小幅な値動きとなった。週前半には、一部の石化メーカーがナフサクラッカーの減産を先送りし、エチレンの需給が緩和するのではとの観測が浮上し、相場は小幅に弱含んだ。しかし、週後半に台湾の大手石化メーカー1社が3月からナフサクラッカーの稼働を引き下げるとの情報が伝わると、相場は小幅に反発した。今週の取引では、680ドルと700ドルで成約が聞かれた。韓国では、ロッテケミカルが保有するナフサクラッカーで4日に爆発事故が発生したことを受け、一部の石化メーカーが輸入品を物色しているもよう。

 アジアのプロピレン市場は、全体的に静かな商況となった。

 アジアのプロピレン市場では、先週の取引で中国山東地域相場が軟調に推移したことを受け、週前半まで相場の基調が弱い局面となった。しかし、週半ばに韓国のロッテケミカルが大山にあるナフサクラッカーで爆発事故が発生しており、先行き供給が引き締まる可能性があるとの観測から売り手は様子見に後退した。一方、需要家の買い気が強くないなか、成約が薄く、静かな商況となった。

 アジアのブタジエン相場は、いずれも強含んだ。

 北東アジア市場では、週前半までイラン品が690ドル、700ドルで成約するなど相場の基調がもう一段と弱くなった。しかし、週半ばに韓国のロッテケミカルが大山にあるナフサクラッカーで爆発事故が発生したことを受け、韓国の需要家1社が買いに出た。こうしたなか、相場の基調が強まった。

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"化学" - Google ニュース
March 09, 2020 at 06:41AM
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