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ペット化学物質汚染、学術書に 愛媛大・水川准教授、野見山准教授が執筆参加 /愛媛 - 毎日新聞

執筆者の一人、スウェーデンのジャナ・ワイスさん(右端)とともに環境国際学会のセッションで座長を務めた水川准教授(右から2人目)=ポーランド・クラクフで2018年、愛媛大提供

体内からヒトより高く成分検出も

 飼いイヌやネコに忍び寄る化学物質の汚染。それはヒトの健康への影響を探ることにもつながる。こうした問題意識から、世界の研究者が先駆的な学術書を英文で発表した。「Pets as Sentinels,Forecasters and Promoters of Human Health」。アジアからは愛媛大の水川葉月准教授(34)=環境化学、野見山桂(けい)准教授(40)=環境共生学=が参加している。【松倉展人】

 「人間の健康の歩哨者、予測者、推奨者としてのペット」と訳され、スイスの出版社が書籍と電子書籍で出版した。ペットのイヌやネコの化学物質による汚染が過去10年あまりの研究で次第に明らかになってきたため、スウェーデン、ベルギー、カナダ、米国、ブラジルなど8カ国の研究機関の学者が約2年半をかけ、15章を執筆。室内の残留性有機汚染物質や神経毒性のある金属がペット、ひいてはヒトに及ぼす作用など環境面の問題に…

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February 21, 2020 at 01:15PM
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