三井化学は橋本修取締役専務執行役員(56)が4月1日付で社長に昇格する人事を固めた。淡輪敏社長(68)は代表権のある会長となる。淡輪社長は就任から6年を迎える。汎用的な化学品から自動車向けなどの高機能材料にシフトする構造改革に一定のめどが立ったことを受け、経営体制を一新する。
5日午後に発表する。橋本氏は事業や経営の企画畑が長く、淡輪社長の下でも事業戦略の策定を主導してきた。現在は同社が成長領域と位置づける「自動車」「食品包装」「ヘルスケア」の3領域のうち、めがねレンズ材料や不織布などを手掛けるヘルスケア関連事業を統括している。
淡輪社長は14年4月に社長に就任。高機能材料に経営資源を集中する一方で、汎用的な石油化学品を生産していた鹿島工場(茨城県神栖市)の閉鎖や、海外での化学繊維原料の事業縮小などのリストラを進めてきた。成長への道筋がついたと判断し、若返りを図る。
三井化学で50歳代の社長が就任するのは初めて。歴代社長の多くが「本流」とされる汎用的な石油化学品など基礎化学品事業の出身であるのに対し、橋本氏は不織布など機能化学品事業の出身だ。橋本氏がトップに就くことで、高付加価値の高機能材料に一層注力する姿勢を打ち出す。
はしもと・おさむ 87年(昭62年)北大法卒、三井石油化学工業(現三井化学)入社。18年取締役常務執行役員、19年取締役専務執行役員。東京都出身。
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February 05, 2020 at 01:00PM
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三井化学社長に橋本専務執行役員 6年ぶり交代 - 日本経済新聞
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